兵庫県 » 城崎・出石・湯村温泉

末代山 温泉寺

(まつだいさん おんせんじ)

温泉寺は、兵庫県豊岡市城崎町の大師山に位置する仏教寺院です。山号は「末代山」といい、高野山真言宗の別格本山として知られています。本尊は十一面観音菩薩であり、城崎温泉郷の守護寺としての役割を果たしています。

概要

温泉寺の歴史は非常に古く、寺伝によれば、天平10年(738年)に城崎温泉の開祖である道智上人が開基したとされています。寺の名称である「温泉寺」と山号の「末代山」は、当時の聖武天皇から賜ったものであると伝えられています。この寺院は、但馬地方で最も古い木造建築を有し、室町時代初期に建立された本堂などが国の重要文化財に指定されています。

文化財

温泉寺には、数多くの文化財が存在します。

境内の見どころ

温泉寺の境内は、大きく山麓、山腹、山頂の三つのエリアに分かれています。それぞれに見どころがあり、訪れる人々を魅了します。

山麓エリア

山腹エリア

山頂エリア

年中行事

温泉寺では、毎年4月23日と24日に開山忌が行われます。この行事は、道智上人を偲び、寺院の歴史と伝統を守り続ける重要な行事です。

交通アクセス

温泉寺へのアクセスは非常に便利です。JR山陰本線の城崎温泉駅から徒歩約15分で到着することができます。また、全但バス「城崎町内経由」などを利用し、「鴻の湯」バス停で下車後、徒歩約2分で大師山麓に到着します。そこから参道の石段を450段登ると、本堂にたどり着くことができます。

さらに、城崎温泉ロープウェイを利用することで、より快適に温泉寺を訪れることができます。ロープウェイ「城崎温泉」駅から3分で「温泉寺」駅に到着し、そこから本堂までは徒歩すぐです。

Information

名称
末代山 温泉寺
(まつだいさん おんせんじ)

城崎・出石・湯村温泉

兵庫県