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八反の滝

(はったん たき)

八反の滝は、兵庫県豊岡市の神鍋高原に位置する滝で、山陰海岸ジオパークに属しています。その名は、滝の高さが布八反に相当することに由来するとされ、他の同名の滝と区別するため「名色八反滝」や「日高八反滝」とも呼ばれます。

滝の概要

八反滝は、約1万年前に神鍋山から流れ出た溶岩によって形成された渓谷の一部にある滝です。落差は約24mの直瀑で、大きな滝壺には青緑色の美しい水がたたえられています。水量は年間を通して豊富で、特に雪解けの5月中旬から下旬にかけて最大になります。

四季折々の魅力

春(新緑と雪解け水)

春は雪解け水が加わり、八反滝の水量が一年で最も多くなります。勢いよく流れ落ちる滝と新緑が織りなす景観は、まさに圧巻の一言です。

夏(涼を感じる)

夏は深緑の木々に囲まれ、涼しげな空間が広がります。滝の水しぶきを浴びながら、滝壺に手足を浸すと、ひんやりとした気持ちよさを味わえます。

秋(紅葉と滝のコントラスト)

秋には、滝を囲む木々が赤や黄色に色づき、紅葉と滝のコントラストが美しい景観を生み出します。静かで幻想的な雰囲気が漂い、多くの観光客を魅了します。

冬(雪景色の滝)

冬には周囲が白銀の世界に包まれ、滝の背景に雪が積もる様子が見られます。寒さの厳しい日には、滝の一部が凍りつき、まるで氷のカーテンのような神秘的な光景が広がります。

観光情報

展望台と遊歩道

八反滝は、展望台から滝を遠望することができます。また、遊歩道を利用すれば滝壺の正面まで歩いて行くことも可能です。近くで滝を眺めると、より迫力を感じられます。

施設

アクセス

電車とバス

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Information

名称
八反の滝
(はったん たき)

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