施設の概要と特徴
神戸市立森林植物園では、日本国内の代表的な樹木および世界各地の樹木約1200種が、それぞれの原産地の森として再現されたゾーンに分かれて植栽されています。これにより、自然に近い形での植物展示が行われています。園内は季節ごとに異なる美しい風景を楽しむことができ、特に紅葉の時期には訪れる人々で賑わいます。
主なゾーン・施設一覧
- リガの森
- ブリスベーンの森
- シアトルの森
- 天津の森
- 思い出の森
- ヨーロッパ区
- 北アメリカ区
- 照葉樹林区
- アジア区
- 北日本区
- 日本針葉樹林区
- さくら園
- つつじしゃくなげ園
- あじさい園
- 見本園
- 花木園
- 長谷池
- 野鳥の森
- 学習の森
- カモシカ広場
- うさぎのくに
- 多目的広場
- スポーツ広場
- 森林展示館
これらのゾーンはそれぞれが独特のテーマを持ち、訪れる人々に多彩な体験を提供します。たとえば、長谷池は紅葉の名所として知られ、秋には見事な景観が広がります。また、野鳥の森では、隣接する長谷池畔と共に、多くの野鳥が観察できます。
森林展示館
森林展示館は、園内の主要施設の一つで、展示室、レストラン、カフェ、ミュージアムショップなどが備わっています。ここでは、植物や森林に関する様々な展示が行われており、訪れる人々が自然とのふれあいを楽しむことができます。また、ブリスベーンの森やメタセコイア並木などのエリアも森林展示館から近く、散策コースとして人気があります。
利用情報
開園時間: 9:00~17:00(入園は16:30まで)。一部の催し物期間中は開園時間が繰り上げられたり、閉園時間が繰り下げられたりすることがあります。
休園日: 水曜日(祝日の場合は翌日)。ただし、一部の催し物期間中は無休で、年末年始(12月29日~1月3日)も休園します。
入園料: 15歳以上は300円、小・中学生は150円です。また、15名以上の団体には割引が適用され、兵庫県内に居住する65歳以上の方は無料となります。
駐車料金: 乗用車は1日500円で、700台分の駐車スペースがあります(シーズン期には最大1,000台まで拡張されます)。
交通アクセス
- 神戸電鉄 北鈴蘭台駅東口から定時無料送迎シャトルバスで約10分(1日8往復)。
- JR三ノ宮駅からみなと観光バス22・211系統で桜森町バスセンター下車、徒歩約20分のハイキングコース。
- 土曜日・休日には、三宮バスターミナルから神戸市営バス25系統が運行されます(所要40分、冬期は運休)。
周辺の見どころ
- 再度山ドライブウェイ
- 再度公園
- 神戸市立外国人墓地
- 大龍寺