博物館の概要
兵庫県立歴史博物館は、姫路城をはじめとする日本全国の城郭に関する展示を行っています。建築、歴史、城下町など多様な視点から紹介される展示は、訪れる人々に深い歴史理解を提供します。また、博物館は好古園、姫路市立美術館、姫路市立動物園、姫路文学館などの文化施設が集まるエリアに位置しており、文化的な探索を一層豊かにする環境が整っています。
常設展示室
博物館の常設展示室では、兵庫県の歴史を原始から近現代まで幅広く展示しています。特に、兵庫県の歴史的な出来事や文化財を通じて、地域の発展や変遷を学ぶことができます。姫路城や他の全国の城郭に関する展示も豊富であり、城郭建築や城下町の歴史に興味がある方には見逃せないスポットです。
主な収蔵品
兵庫県立歴史博物館には、貴重な文化財が数多く収蔵されています。その中には、国指定の重要文化財や兵庫県指定の文化財が含まれています。
重要文化財(国指定)
以下の収蔵品は、国指定の重要文化財として保存されています:
- 絹本著色仏涅槃図 - 鎌倉時代
兵庫県指定文化財
兵庫県指定の文化財には、以下のものがあります:
- 安倉高塚古墳(宝塚市)出土品
- 赤烏紀年銘神獣鏡
- 内行花文鏡
- 木造多聞天立像
その他の収蔵品
- エントランスホール
- 孔雀文磬
- 絹本著色不動明王二童子像
- 播磨国総社三ツ山祭礼屏風
施設の特徴
兵庫県立歴史博物館の施設は、訪れる人々に快適な学びの場を提供しています。常設展示室は1~5まであり、企画展示室や特別展示室も併設されています。また、講堂、ビデオライブラリー、体験ルーム、レファレンスコーナー、ミュージアムシアター、カフェ「はりまっ子」など、多様な施設が整備されています。
建築概要
兵庫県立歴史博物館の建築は、以下の概要を持っています:
- 建築名称: 兵庫県立歴史博物館
- 設計者: 丹下健三
- 規模: 地上2階、地下1階
- 着工: 1981年6月12日
- 竣工: 1982年9月4日
- 延床面積: 7466m²
- 所在地: 〒670-0012 兵庫県姫路市本町68番地
交通アクセス
兵庫県立歴史博物館へのアクセス方法は、以下の通りです:
- 姫路駅(JR西日本)/山陽姫路駅(山陽電車)から徒歩約25分
- 姫路駅から神姫バスに乗車、「博物館前」下車すぐ