ウナギやハモ、ウツボなどと同じウナギ目の中の、更にアナゴ科というグループにまとめられる魚。中でもマアナゴは瀬戸内海で多く漁獲されており、水産上重要種に位置付けられている。晩春から夏にかけてが旬。関西では焼きあなご、関東では煮あなごが好まれる。焼きあなごは関西から瀬戸内海にかけてよく見られるもので、瀬戸内海の「穴子飯」はこれをのせたもの。大きいものは干物にされる。香ばしく焼き上げた干物は濃厚な味わいが非常に美味。最近では、刺身に造られることも多く、清涼感の中に独特の旨味が感じられてやはり美味。
旬 4月 5月 6月 7月 8月