公園の概要
多可町余暇村公園は、妙見山の麓に広がる自然豊かなエリアに位置しており、兵庫県北播磨地域のレクリエーション施設としての役割を果たしています。公園内には多様な施設が整備されており、特にアスレチック、バラ園、日本庭園などが注目されています。また、宿泊施設も併設されており、宿泊型のスポーツやレクリエーションエリアとしても利用されています。
公園周辺には、ゴルフ場やテニスコート、野球場などのスポーツ施設もあり、アクティブなレジャーを楽しむことができます。特にバラ園は、播磨中央公園と並ぶ県内有数の規模を誇り、春には「バラ祭り」が開催され、多くの観光客で賑わいます。
沿革
- 1987年(昭和62年)4月1日: 兵庫県立北播磨余暇村として開園。
- 2012年(平成24年)4月1日: 兵庫県から多可町に移譲され、町立公園となる。
施設の紹介
冒険の広場
冒険の広場には、様々な遊具が揃っており、家族連れや子どもたちに人気です。特に注目の遊具は以下の通りです:
- 滑り台: アスレチック内に設置された滑り台のほか、「妙見スカイローラー」と呼ばれる全長253メートルの長大なローラースライダーがあります。
- 回廊式コンビネーション遊具: ウッドジャングルなど、複合的な遊具が多彩に配置されています。
- 幼児広場: ブランコ、シーソー、木馬など、幼児向けの遊具が整備されています。
- レンガの砦: 子どもたちが探検気分で遊べるエリアです。
- こどもの小川: 水遊びが楽しめる小さな川が設置されています。
- 吊り橋: 冒険感覚で渡れる吊り橋があります。
- 銅精錬所跡展示館: 予約制で見学が可能。かつて銅を精錬していた跡地を保存し、展示しています。
観賞ゾーン・いこいの森
公園内には美しい植物が鑑賞できるエリアもあります:
- バラ園: 約40種類、760株のバラが植えられており、春には見事な花が咲き誇ります。
- 日本庭園: 日本の伝統的な庭園が広がっており、落ち着いた雰囲気の中で散策できます。
- 花しょうぶ園: 約147種類、12,390株の花しょうぶが植えられ、見ごろの時期には華やかな景観を楽しめます。
- 東屋式休憩所: 観賞中に一休みできる休憩所が設置されています。
- 観賞デッキ: 広がる景色を一望できるデッキがあります。
- ココロン那珂: レストランと宿泊施設が併設されており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
所在地とアクセス
所在地
多可町余暇村公園の所在地は、兵庫県多可郡多可町中区牧野817-41です。
営業期間
公園の営業時間は、9時から17時までで、入場は無料です。
アクセス
多可町余暇村公園へのアクセス方法は以下の通りです:
- 自動車: 中国自動車道滝野社インターチェンジから約30分、または加西インターチェンジから約40分です。
- 公共交通機関: JR加古川線西脇市駅から神姫バス「鍛冶屋」停留所で下車し、徒歩約20分です。