概要と施設の特徴
三木ホースランドパークは、敷地内に国際的な競走馬の検疫施設を備えています。これは、日本国外から出走する競走馬が検疫を受けるための施設であり、輸入検疫も行われています。また、馬術競技のための競技場や練習施設が充実しており、多くの競技大会がここで開催されています。
国体での利用実績
三木ホースランドパークは、数々の国体において馬術競技の会場として利用されています。具体的には、2006年ののじぎく兵庫国体、2015年の紀の国わかやま国体、2017年の愛顔つなぐえひめ国体、そして2024年のSAGA2024や2025年のわたSHIGA輝く国スポでも馬術競技の会場として予定されています。
競馬関連のイベント
毎年、阪神競馬場では3月末から4月上旬にかけて「三木ホースランドパークジャンプステークス」という障害競走が行われます。このレースは、三木ホースランドパークにちなんだもので、障害競走ファンにとっても見逃せないイベントです。
また、2010年からは、ポニーによる少年少女草競馬の実力日本一を決める「全国ポニー競馬選手権大会・ジョッキーベイビーズ」の関西地区大会を兼ねた「みっきぃポニーレース大会」が開催されています。2022年には第12回大会が開催され、関西代表の選考対象外の「一般の部」も同時に開催されるなど、多様な競技が行われています。
主な繋養馬
三木ホースランドパークには、多くの有名競走馬が繋養されています。以下は、その一部です。
- マイネルチャールズ - 弥生賞、京成杯の勝者
- マイネルレコルト - 朝日杯フューチュリティステークスの勝者
- モンテクリスエス - ダイヤモンドステークスの勝者
過去に繋養されていた馬
以下は、過去に三木ホースランドパークで繋養されていた有名競走馬のリストです。
- ロジック - NHKマイルカップの勝者
- アドマイヤモナーク - 日経新春杯、ダイヤモンドステークスの勝者
- イナズマタカオー - 中日スポーツ賞4歳ステークス、中京記念、北九州記念の勝者
- アクティブバイオ - 日経賞、アルゼンチン共和国杯の勝者
- メイショウカンパク - 京都大賞典の勝者
アクセス情報
車でのアクセス
三木ホースランドパークへは、山陽自動車道の三木小野ICから国道175号を明石方面へ約3km南下すると到着します。
電車でのアクセス
電車を利用する場合、最寄りの駅は神戸電鉄の三木駅で、そこからタクシーで約10分程度です。また、神戸電鉄の恵比須駅からは、土日のみ運行されている「みっきぃバス」が1日9往復していますので、これを利用することも可能です。
まとめ
三木ホースランドパークは、馬術競技や競走馬に関連する施設が充実した場所であり、競技大会やイベントが年間を通じて開催されています。また、競馬ファンにとっては重要なスポットであり、多くの有名競走馬が繋養されています。アクセスも比較的便利で、車や電車を使って気軽に訪れることができます。地域の観光と競馬文化を楽しめる場所として、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。