公園の概要
三木山森林公園は、自然とのふれあいを深められる場として、多彩なアクティビティを提供しています。園内では、散策、レクリエーション、自然観察、各種体験活動などが楽しめます。また、2011年(平成23年)1月23日には、公園内に「森の風美術館」がオープンし、訪れる人々に新たな文化的体験を提供しています。
重要な里地里山の指定
2012年度(平成24年度)に閣議決定された「生物多様性国家戦略」に基づき、三木山森林公園は里地里山の保全活用に向けた取り組みを推進しています。そして、2015年(平成27年)12月18日には、環境省から「生物多様性保全上重要な里地里山」(略称「重要里地里山」)として指定されました。これにより、自然環境の保全活動が一層強化されています。
施設の概要
兵庫県立三木山森林公園は、広大な敷地内に様々な施設を備えています。以下は主な施設の一覧です。
森の文化館
森の文化館は、公園の総合案内所としての役割を担っています。また、多目的ホール、音楽ホール、展示ホール、会議室なども併設されており、市民の文化活動の中心となる施設です。
森の研修館
森の研修館は、研修や会議の場として利用されています。図書室や緑化相談室、研修室、会議室などが備わっており、訪れる人々に学びと癒しの場を提供しています。
森の風美術館
2011年にオープンした森の風美術館は、自然とアートの融合をテーマにした美術館です。展示ホールやレストランも併設されており、訪れる人々に新たな文化的体験を提供しています。
広場とハイキングコース
園内には、エントランス広場、大芝生広場、ウッディ広場、イベント広場、ピクニック広場など、多くの広場が点在しています。また、上池・下池や展望休憩舎、森の小劇場(200席)、ハイキングコースも整備されており、自然の中でリラックスしながら活動できる環境が整っています。
さらに、車いすやベビーカーが通行できるユニバーサルトレイルが約2,500メートルにわたり整備されており、誰でも安心して散策できる環境が提供されています。また、車いす対応のトイレも園内に6か所設置されており、バリアフリーの配慮が行き届いています。
利用案内
三木山森林公園は、9時から21時まで開園しており、施設利用時間は9時から17時までとなっています。ただし、有料施設の利用がある場合は21時まで延長されることもあります。休園日は毎週水曜日ですが、祝日にあたる場合は翌日が休園日となります。
交通アクセス
三木山森林公園へのアクセスは、公共交通機関および車を利用することが可能です。神戸電鉄粟生線の恵比須駅から「みっきぃバス」に乗車し、「森林公園前」で下車すると、公園の入り口までアクセスできます。また、車でのアクセスも便利で、国道175号の「小林」交差点から県道513号および514号を経由して約1キロメートルの距離に位置しています。
その他の情報
三木山森林公園は、その広大な自然環境と充実した施設により、訪れる人々に多様な体験を提供しています。自然と触れ合いながら、文化活動やレクリエーションを楽しむことができるこの公園は、兵庫県内外から多くの来訪者に親しまれています。