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明石・加古川

明石、加古川の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

明石 加古川 観光ガイド

明石・加古川の観光・旅行 Info

明石市の観光スポット

明石城跡と明石公園

明石城跡は、JR明石駅すぐそばにある城跡で、現在は明石公園として整備されています。
石垣や櫓が残り、桜の季節には多くの花見客で賑わいます。
園内には池や散歩道があり、四季折々の自然を楽しめます。

明石天文科学館

日本標準時の基準「東経135度線」が通る場所に建つ科学館で、子午線のまち・明石を象徴するスポットです。
プラネタリウムや天体観測体験ができ、家族連れにも人気があります。

魚の棚商店街(うおんたな)

明石駅から徒歩すぐの魚の棚商店街では、新鮮な魚介類や地元名物の明石焼きなどが味わえます。
食べ歩きに最適で、観光客にとって外せないスポットです。

林崎松江海岸

夏には海水浴客で賑わう海岸で、夕日が美しく、海辺の散歩にも最適な場所です。
マリンスポーツや釣りも楽しめます。

加古川市の観光スポット

日岡山公園

日岡山公園は、四季を通じて自然が楽しめる広大な都市公園で、特に桜の名所として有名です。
遊具も充実しており、家族連れにもおすすめです。

鶴林寺(かくりんじ)

鶴林寺は、「播磨の法隆寺」と称される古刹で、国宝や重要文化財を多く有する歴史的価値の高い寺院です。
静かで落ち着いた境内には歴史と文化が感じられます。

加古川温泉 みとろ荘

加古川市郊外にある温泉施設で、日帰り入浴宿泊も可能です。
露天風呂からは豊かな自然を眺めることができ、旅の疲れを癒すのに最適です。

加古川海洋文化センター

海の文化や自然を学べる体験型施設で、小さな水族館や海洋学習ゾーンがあります。
特にお子様連れの旅行におすすめです。

旅のポイント

明石・加古川は神戸からのアクセスも良好

両市ともにJR山陽本線(神戸線)沿いにあり、神戸からのアクセスが良く、日帰り旅行1泊2日旅にぴったりのエリアです。

自然・歴史・グルメのバランスが魅力

明石では魚介グルメ天文科学を、加古川では歴史探訪温泉リラックスが楽しめ、多様な楽しみ方ができるのがこの地域の魅力です。

明石・加古川のグルメガイド

明石市の名産品・ローカルフード

明石焼(玉子焼)

明石焼は、ふんわりとした生地に明石ダコを入れ、だし汁につけて食べる明石市の代表的な名物料理です。
見た目はたこ焼きに似ていますが、食感は柔らかく、だしの風味が豊かで地元の人々にも親しまれています。

明石ダコ

明石海峡で獲れる明石ダコは、強い潮流で育ち、足が太くて引き締まっているのが特徴です。
刺身、酢の物、たこ飯、たこ天など、さまざまな料理に使われています。

穴子料理

明石近海で獲れる穴子は柔らかく脂がのっており、焼き穴子や穴子丼などの料理で楽しめます。
特に夏場は旬の時期となり、多くの店で提供されています。

人気の飲食店

たこ磯(魚の棚商店街内)では本格的な明石焼が味わえ、観光客に人気です。
本家きむらやでは老舗ならではの伝統的な味を楽しめます。

おすすめのお土産

明石焼の冷凍商品やたこの煮つけ干しダコなどが人気です。
また、子午線をデザインしたお菓子やグッズも天文科学館で購入可能です。

加古川市の名産品・ローカルフード

かつめし

かつめしは、ライスの上にビーフカツを乗せ、デミグラス風のたれをかけた加古川発祥の洋風丼です。
ご当地グルメとして有名で、加古川市内の多くの飲食店で提供されています。

加古川和牛

兵庫県産のブランド牛の一つである加古川和牛は、柔らかく甘みのある肉質が特徴です。
高級焼肉店やステーキハウスで味わうことができます。

加古川漬物(大根やきゅうり)

地元で昔から作られている手作り漬物も人気で、農産物直売所や道の駅で購入できます。

人気の飲食店

いろはーずはかつめしの有名店で、地元の人にも愛されています。
炭火焼肉 鶴丸では加古川和牛を使った絶品焼肉が堪能できます。

おすすめのお土産

かつめしのレトルトパックは、お土産に大変人気があります。
また、加古川市のマスコットキャラクター「かっつん」の関連グッズやお菓子もお子様に好評です。

旅のグルメを楽しむポイント

市場や直売所を活用

明石の魚の棚商店街や、加古川の地元農産物直売所では、観光とグルメが同時に楽しめます。
新鮮な食材をその場で食べたり、加工品をお土産にするのもおすすめです。

ローカルフードマップを活用

各観光案内所にはかつめしマップ明石焼マップなども配布されているため、効率的にグルメを楽しむのに役立ちます。

明石・加古川の季節の祭り・イベント

明石市の主な祭り・イベント

明石だんじり祭り

明石だんじり祭りは、明石市の秋の風物詩であり、各地区から華麗に装飾されただんじり(山車)が町を練り歩く活気あふれるお祭りです。
勇壮な曳き回しと太鼓や笛の音が鳴り響き、地域の団結力と伝統を感じられる行事です。

開催時期:

10月上旬(例年体育の日の前後の週末)

明石公園さくらまつり

明石公園さくらまつりは、桜の名所として知られる明石公園で開催される春の人気イベントです。
約1,000本以上の桜が咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。夜にはライトアップも行われ、幻想的な夜桜が楽しめます。

開催時期:

3月下旬~4月上旬

明石海峡大橋ブリッジワールド

ブリッジワールドは、明石海峡大橋の構造を学びながら橋の主塔に登る体験型イベントです。
ガイド付きで参加できるため、安全に景色と構造の魅力を楽しめます。

開催時期:

春~秋にかけて不定期開催(要予約)

加古川市の主な祭り・イベント

加古川まつり花火大会

加古川まつり花火大会は、夏に開催される加古川市最大のイベントです。
加古川河川敷を舞台に、約5,000発の花火が打ち上げられ、夜空を彩ります。多くの屋台も立ち並び、家族連れやカップルに人気です。

開催時期:

8月上旬

別府けんかまつり

別府けんかまつりは、兵庫県内でも珍しい勇壮な神事で、加古川市別府町にある住吉神社で行われます。
2基の神輿がぶつかり合う様子は迫力満点で、地元の若者たちの熱気と伝統が感じられるお祭りです。

開催時期:

10月第2土曜日・日曜日

加古川ツーデーマーチ

加古川ツーデーマーチは、市内の名所を巡るウォーキングイベントで、全国から多くの参加者が集まります。
自然や歴史、町並みを楽しみながら歩ける健康志向のイベントとして知られています。

開催時期:

毎年11月第2週の土日

特徴的な事柄・注意点

天候による開催の変動

特に夏の花火大会や秋のだんじり祭りなどは、台風や雨の影響を受ける場合があるため、開催前に天気予報や公式情報を確認しましょう。

地元住民とのふれあい

明石・加古川の祭りは地域密着型のものが多く、参加者も見物人も一体となって楽しめます。
一部の行事では飛び入り参加が可能な体験型イベントもあるため、旅行者でも気軽に楽しめます。

明石・加古川の気温・天候

年間を通じての特徴

明石市と加古川市は、兵庫県南部に位置し、瀬戸内海式気候に属しています。
年間を通して比較的温暖で、晴れの日が多いことが特徴です。ただし、梅雨台風の季節には降水量が一時的に増えます。

春(3月~5月)

気温の目安

3月:最高気温13~15℃/最低気温4~6℃
4月:最高気温18~21℃/最低気温9~11℃
5月:最高気温22~25℃/最低気温13~15℃

特徴

気温が徐々に上昇し、桜や新緑が美しい季節です。明石公園や加古川河川敷などでの花見が人気となります。
朝晩はまだ肌寒い日もあるため、羽織ものがあると安心です。

梅雨(6月中旬~7月中旬)

気温の目安

6月:最高気温25~27℃/最低気温17~20℃
7月(梅雨明けまで):最高気温28~30℃/最低気温20~23℃

特徴

湿度が高く、一日を通して蒸し暑さを感じることが多くなります。
雨は断続的に降ることが多く、傘は常に携帯するのがおすすめです。
この時期はカビや熱中症対策にも注意が必要です。

夏(7月下旬~9月)

気温の目安

7月下旬:最高気温32℃前後/最低気温23℃前後
8月:最高気温33~35℃/最低気温24~26℃
9月:最高気温28~30℃/最低気温21~23℃

特徴

非常に暑く日差しが強い日が続きます。
風が少なく、体感温度が高くなるため、熱中症予防水分補給が重要です。
明石海峡や加古川の水辺では涼を求める人が多く見られます。

秋(10月~11月)

気温の目安

10月:最高気温22~25℃/最低気温14~17℃
11月:最高気温16~19℃/最低気温8~11℃

特徴

夏の暑さが和らぎ、過ごしやすい気候になります。空気も澄み、紅葉や行楽に最適な時期です。
朝晩は冷え込む日もあるため、薄手の上着があると快適です。

冬(12月~2月)

気温の目安

12月:最高気温10~12℃/最低気温3~5℃
1月:最高気温8~10℃/最低気温0~2℃
2月:最高気温9~11℃/最低気温1~3℃

特徴

気温は低くなりますが、積雪はほとんどないのが明石・加古川の特徴です。
空気が乾燥し、北風が強く感じられる日もあります。防寒対策として手袋やマフラーがあると便利です。

雨や台風に関する特徴

年間降水量と雨の傾向

年間降水量は約1,200mm~1,500mm程度で、梅雨時期と台風シーズン(夏~秋)に集中します。
通常の日は晴れ間が多く、観光には向いています。

台風の影響

8月~10月は台風の接近があることもあります。明石・加古川は内陸部に近いため、直撃は少ないですが、強風や大雨に注意が必要です。
台風接近時は公共交通機関の運休やイベント中止が起こる場合もあるため、事前の情報収集が重要です。

明石・加古川へのアクセス

鉄道によるアクセス

JRを利用したアクセス

JR山陽本線(神戸線)が両市を東西に横断しており、新快速電車を利用すると非常に便利です。
新大阪駅や大阪駅からは乗り換えなしで明石駅・加古川駅にアクセス可能です。

大阪方面からの所要時間

・大阪駅 → 明石駅:約40分(新快速)
・大阪駅 → 加古川駅:約50分(新快速)
・新神戸駅 → 明石駅:約30分(JR+地下鉄)
・新神戸駅 → 加古川駅:約45分(JR+地下鉄)

山陽電車(私鉄)を利用したアクセス

山陽電鉄本線は、神戸(三宮)から明石や姫路方面へアクセスするもう一つの手段です。
明石駅はJRと山陽電鉄の駅が隣接しており、乗り換えもスムーズです。

三宮方面からの所要時間(山陽電鉄)

・三宮駅 → 山陽明石駅:約30分(特急)
※加古川駅は山陽電鉄の沿線ではありません。

車でのアクセス

高速道路の利用

明石・加古川は第二神明道路加古川バイパスなど、高速道路網が発達しており、神戸・大阪・姫路方面からのドライブアクセスも良好です。

主なインターチェンジ

・明石西IC、玉津IC(第二神明道路)
・加古川IC、加古川東IC(加古川バイパス・山陽自動車道)

所要時間の目安(車)

・神戸(三宮)→ 明石:約30分〜40分
・神戸(三宮)→ 加古川:約50分〜60分
・大阪市内 → 明石:約1時間〜1時間10分
・大阪市内 → 加古川:約1時間20分〜1時間30分

空港からのアクセス

最寄り空港:神戸空港

明石・加古川に最も近い空港は神戸空港(UKB)です。
神戸空港からポートライナー→JR経由で約1時間以内で明石にアクセスできます。

所要時間の目安

・神戸空港 → 明石駅:約45分
・神戸空港 → 加古川駅:約1時間

その他の空港

・伊丹空港(大阪国際空港):車・電車で約1時間30分
・関西国際空港(KIX):電車で約2時間(関空快速+新快速)

高速バスによるアクセス

大阪・神戸・東京方面からのバス

大阪駅・梅田、三宮などから明石・加古川方面への路線バス高速バスも運行されています。
また、東京からの夜行バスも運行しており、費用を抑えて訪れることも可能です。

主な発着場所

・明石駅前バスロータリー
・加古川駅南口・加古川市役所前など

明石・加古川の移動手段

鉄道による移動

JR山陽本線(神戸線)

JR山陽本線は、明石市と加古川市の主要な移動手段のひとつです。
明石駅・魚住駅・大久保駅・土山駅・東加古川駅・加古川駅・宝殿駅など、主要駅が多くあり、市内各地のアクセスに便利です。

新快速・普通電車の使い分け

新快速は主要駅(明石駅・加古川駅)にしか停車しないため、細かな移動には普通電車が適しています。
明石〜加古川間は約15分と、非常に効率よく移動できます。

山陽電鉄

明石市内の海側を走る山陽電鉄本線も、市内の観光に便利です。
山陽明石駅・林崎松江海岸駅・西新町駅・東二見駅などがあり、海岸沿いの観光地へのアクセスに最適です。

バスによる移動

神姫バス(しんきバス)

神姫バスは、明石・加古川市内の主要な路線バスを運行しています。
明石駅前や加古川駅前から、市内各地の住宅地・観光施設・病院などを結ぶバス路線が充実しています。

おすすめの利用例

明石駅 → 明石公園・天文科学館
加古川駅 → 日岡山公園・加古川温泉などへ
※交通系ICカード(ICOCA、PiTaPaなど)も利用可能です。

徒歩やレンタサイクルでの移動

徒歩移動

明石市や加古川市の中心部(明石駅周辺、加古川駅周辺)は比較的コンパクトで、徒歩での観光に適したエリアも多く存在します。
明石では魚の棚商店街、加古川では寺社や公園巡りが徒歩で可能です。

レンタサイクル

両市ともにレンタサイクルサービスが整備されており、観光地や駅前で借りることができます。
明石市では「アスピア明石」や「明石市役所周辺」、加古川市では「加古川駅北口」などに設置されています。

レンタサイクルの利用例

・明石駅 → 明石海峡大橋・大蔵海岸など、海沿いをサイクリング
・加古川駅 → 日岡山公園・鶴林寺など、歴史散策と自然を両立

車・タクシーによる移動

マイカー・レンタカー

自家用車やレンタカーを使うと、郊外の観光地へのアクセスが便利になります。
明石市や加古川市では駐車場が整備されている施設も多く、安心して車での移動が可能です。

おすすめのドライブルート

・明石海峡大橋 → 垂水・淡路島方面へ
・加古川バイパスを経由して高砂・姫路方面へ

タクシー

駅前や主要施設にはタクシー乗り場もあり、バスが通らないエリアや荷物が多い場合の移動に便利です。

明石・加古川の観光コース

明石・加古川 日帰り観光モデルコース

午前:明石市の歴史と海を感じる散策

1. 明石駅スタート(9:00)

JR神戸線の明石駅からスタート。駅前には観光案内所があるため、地図やパンフレットを入手できます。

2. 明石公園と明石城(9:15〜10:30)

駅から徒歩5分ほどで到着。明石城跡は国の史跡に指定されており、巽櫓・坤櫓などの櫓が現存。
周囲は広い公園になっており、春には桜の名所としても知られています。

3. 明石市立天文科学館(10:45〜11:30)

「日本標準時子午線」が通る場所として有名な天文科学館
世界でも珍しい「標準時の塔」として、プラネタリウム投影機も見どころです。

4. 魚の棚商店街(11:45〜12:30 昼食)

駅の南側にある活気ある商店街で、新鮮な魚介類を扱う店が並びます。
名物の明石焼(玉子焼)をランチにおすすめ。人気店「たこ磯」「ふなまち」などがあります。

午後:加古川の歴史と自然を感じるコース

5. 明石駅 → 加古川駅へ移動(12:45〜13:15)

JR神戸線で15〜20分ほどで加古川駅に到着。駅周辺にはレンタサイクルもあります。

6. 鶴林寺(13:30〜14:30)

飛鳥時代創建と伝わる古刹。国宝の本堂と太子堂があり、「西の法隆寺」と称されます。
静寂な雰囲気と歴史的価値の高い建築を堪能できます。

7. 加古川総合文化センター(14:45〜15:30)

プラネタリウムや博物館機能を備えた施設で、家族連れにも人気です。地元の文化や自然に関する展示が充実。

8. 日岡山公園(15:45〜16:30)

加古川市を代表する公園のひとつで、自然と季節の花が美しい広大なエリア。
散策やピクニックにも最適です。春は桜、秋は紅葉が見事です。

夕方:駅周辺で休憩・お土産

9. 加古川駅前でカフェ休憩・お土産購入(17:00〜)

駅ビルや近隣にはおしゃれなカフェやショッピングスポットが点在。
かつめし関連商品加古川和牛の加工品など、地元ならではのお土産も揃っています。

補足:1泊2日で訪れる場合のおすすめスポット

明石市の追加観光地

大蔵海岸:海岸沿いに整備された公園で、明石海峡大橋を望む絶景スポット。
淡路ジェノバライン:明石港から淡路島へ15分の船旅も可能。

加古川市の追加観光地

みとろフルーツパーク:果物狩りや農園体験ができるレジャー施設。
志方町の古民家カフェや自然散策ルートもおすすめです。

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