日本の吹き戻し文化を支える製造工場
吹き戻しの里は、国内で流通する吹き戻しの約80%を製造している工場が運営する施設です。普段は縁日やパーティーなどで見かけることの多い吹き戻しですが、ここでは製品がどのように作られるのかを知り、その仕組みを実際に体験できます。
施設内では、吹き戻しの製造工程を見学できるほか、歴史や文化に関する展示を通じて、身近なおもちゃの魅力を再発見できます。単に遊ぶだけでなく、ものづくりの工夫や、長く親しまれてきた理由に触れられるのも魅力です。
自分だけの吹き戻し作りに挑戦
吹き戻しの里の大きな楽しみは、吹き戻しの製作体験です。製造工程を学びながら、自分の手で吹き戻しを作ることができます。完成した吹き戻しを実際に吹いて、紙筒が伸びる様子や音を楽しめるため、ものづくりの面白さを身近に感じられます。
吹き戻しには、一般的な一本タイプだけでなく、二股や三股に分かれたタイプ、鼻眼鏡と組み合わせたユニークなタイプなど、さまざまな種類があります。形によって動きや見た目が異なるため、遊び方の違いを楽しむのもおすすめです。
完成した吹き戻しは、旅の思い出やお土産にもぴったりです。子どもから大人まで一緒に楽しめるため、家族旅行やグループでの観光にも向いています。
吹き戻しの仕組みと楽しみ方
吹き戻しは、プラスチック製の吹き口と、巻かれた紙の筒などからできています。吹き口から息を吹き込むと、紙筒が「ピー」という音を立てながら伸び、息を止めると元の形に戻ります。この伸び縮みする動きが、吹き戻しならではの楽しさです。
仕組みはシンプルですが、形や構造によってさまざまな動きを生み出せます。宴会やパーティーの余興として使われることも多く、思わず笑顔になるユニークなおもちゃとして親しまれています。
また、吹き戻しは口元の筋肉や呼吸を使うことから、呼吸や口腔機能のトレーニングに活用される場合もあります。遊び道具としてだけでなく、幅広い用途を持つ点も特徴です。
6月6日は「吹き戻しの日」
吹き戻しの里を運営する株式会社吹き戻しの里は、吹き戻しの形が数字の「6」に似ていることにちなみ、6月6日を「吹き戻しの日」として制定しました。この記念日は日本記念日協会に認定されています。
記念日を通じて、吹き戻しの楽しさや文化を広く知ってもらうことが目指されています。普段は何気なく遊んでいるおもちゃにも、長年受け継がれてきたものづくりの技術や文化があることを感じられます。
ギネス世界記録にまつわる話題
2009年7月には、淡路島の地元住民や観光客など765人が参加し、10秒間にわたって一斉に吹き戻しを吹くイベントが開催されました。この記録は当時、ギネス世界記録として認定されました。
その後、同年11月には東京ビッグサイトで行われた水樹奈々さんのファンクラブイベントで、6,961人が参加する記録が生まれ、更新されました。吹き戻しが多くの人々をつなぎ、一緒に楽しめるおもちゃであることを示すエピソードです。
営業時間と入場料
吹き戻しの里の営業時間は、午前と午後の二つの時間帯に分かれています。午前は10時から11時30分まで、午後は13時から15時30分までの受付時間で、施設の終了時刻はそれぞれ12時、16時です。
入場料は、高校生以上が800円(税込)、3歳から中学生までが400円(税込)です。訪問の際は、体験の受付時間や営業状況を事前に確認しておくと安心です。
吹き戻しの里へのアクセス
車で訪れる場合は、神戸淡路鳴門自動車道の東浦インターチェンジから約6分です。公共交通機関を利用する場合は、あわ神あわ姫バスの「吹き戻しの里前」バス停から徒歩約2分で到着します。
淡路島で気軽に楽しめるものづくり体験
吹き戻しの里は、昔懐かしいおもちゃの魅力と、日本のものづくり文化に触れられる体験施設です。製造工程を見学し、自分で吹き戻しを作り、完成したおもちゃで遊ぶことで、世代を問わず楽しい時間を過ごせます。
淡路島の自然や歴史を巡る旅の途中に立ち寄れば、景色を楽しむ観光とはひと味違った思い出を作れるでしょう。子ども連れの旅行はもちろん、大人同士でも童心に返って楽しめるスポットです。