多様な植物とダイナミックな展示
あわじグリーン館は、世界中から集められた珍しい植物やカラフルな植物であふれています。高さ約20mの大空間には、圧倒されるほどの規模でダイナミックな植物が展示されており、大人も子どもも夢中になれる施設です。特に、館内の新たなシンボルとして誕生した「くぐって眺める巨大なガーデンキャッスル」は、訪問者にとって必見のスポットです。さらに、2億年前から姿が変わらないジュラシックツリーなど、国内外に誇れる展示が楽しめます。
館内の施設とサービス
館内には、子ども向けのキッズスペースや植物の絵本や図鑑が集められた図書コーナーを併設した休憩スペースが用意されています。また、淡路島産の藻塩やレモンを使用したスイーツを楽しめるカフェもあり、家族で訪れても雨の日でも快適に過ごせる施設となっています。新たにベビールームも設置されており、家族連れにとって理想的な環境です。
展示室の紹介
【展示室1】みどりのちょうこく
乾燥地帯に生育するサボテン類やユーフォルビア類などの多肉植物を展示しています。これらの植物は「緑の彫刻」としてその美しい造形が楽しめます。
【展示室2】しきさいのにわ
熱帯から亜熱帯にかけて生育する色彩豊かな植物が展示されています。訪問者は、植物それぞれが持つ豊かな色彩と緑のマジックに魅了されることでしょう。
【展示室3】くらしのみどり
植物は、自然環境のバランスを保つだけでなく、私たちの生活に潤いと安らぎをもたらしてくれます。ここでは、生活に密接に関わる植物が紹介されています。
【展示室4】しんかのにわ
1990年代にオーストラリアで発見された、化石でしか残っていないと思われていたジュラシックツリーが展示されています。訪問者は、この展示を通じて植物の進化の壮大さに思いを馳せることができます。
【展示室5】にぎわいのにわ
シンボルとして立つ「ガーデンキャッスル」や、親子で楽しめる花と緑のお祭りガーデンが設けられ、子どもたちが植物に親しむための工夫が随所に施されています。
その他の展示スペース
ひかげのにわ - 室内緑化に適した低照度で育つ植物が展示されています。
テラス - ビヨウタコノキや熱帯果樹が展示され、くつろげるスペースです。
アトリウム - 水が流れるランドスケープアトリウムでは、沖縄や中国・雲南省、台湾、ベトナムにかけて生育する樹木が展示されています。
特別展示室 - 中国・雲南省の珍しい植物や、世界の花文化に影響を与えた希少な植物が展示されています。
建物の概要
あわじグリーン館は、建築家・安藤忠雄の設計により2000年に竣工しました。展示の基本計画や造園、植栽計画は辻本智子が担当しました。兵庫県が建築主となり、所在地は兵庫県淡路市東浦町夢舞台4です。
利用情報とアクセス
あわじグリーン館の営業時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)で、7月と11月の第二木曜日が休館日です。
アクセスは、山陽新幹線の新神戸駅からバスで約60分(三ノ宮駅・舞子駅経由)、「淡路夢舞台前」で下車すぐです。
周辺情報
あわじグリーン館の周辺には、淡路夢舞台をはじめとする魅力的な施設が多数あります。兵庫県立淡路夢舞台国際会議場やウェスティンホテル淡路 リゾート&コンファレンス、百段苑、国営明石海峡公園、兵庫県立淡路島公園、淡路ハイウェイオアシスなど、訪問者にとって見どころが満載です。